【ロゴナ&フレンズ 〜素敵な仲間たち〜】
ドイツのロゴナ本社に約10年ぶりに訪問してきました!
こんにちは。
PR担当の森島です。
今年、機会がありドイツのロゴナ本社(兼工場)に約10年ぶり、3度目の訪問をしてきました。
10年のうちに倉庫は大きくなり、ファクトリーショップができ、オフィスも拡張されていましたが、雰囲気はそのまま、ドイツの良き田舎。
ロゴナでは、製品はGMP基準をクリアし、きちんとコントロールされた自社工場で製造されています。
防腐剤を配合していない製品なので、衛生管理もかなり厳格。
そして、1つの製品に配合される植物エキスの80〜90%は自社工場内で抽出しています。
その数32種類。これって、かなりの事です。
ロゴナがドイツで生まれた約40年前には良いエキスの抽出機が無かった、との事で初代の開発チームが手作りした機械を今でも大切に使っています。
訪問したときにはカモミールの抽出の最中。「聖なる小部屋」と呼ばれるエキスの抽出室には天使が飛んでいそうな、静かで神々しい雰囲気でした。
そして、今回は品質管理の方に時間を取ってお話しを伺う事ができました。
まず原料の受け入れから。
ハーブは畑から届くので、その時、その時でクオリティが変わります。
スーパーのトマトも産地は同じでも毎日味が変わるのと同じこと。
その状態を開発部と一緒に確認します。
規格書、量、品質、認証。
合格したもののみがエキスになり、製品に配合されます。
ロゴナでは第三者のオーガニック認証を取得するために、とっても努力しています。
認証は、当初、オーガニック食品の偽装問題から始まった、と聞いたことがあります。
仕入れをした原料より、製造された製品があきらかに多いのでおかしい、という事が発端だったと。
だから認証を取得するには、透明性とトレーサビリティー(追跡可能性)がとても重要になってきます。
製品に配合されているハーブは「誰の畑の、何の認証をとっているのか」という情報まで製造番号からさかのぼれ、
出来上がった製品のハーブの配合率から、仕入れたハーブと最終製品の数に間違いがないのか全てチェックされます。
気の遠くなるような作業です。
そして、認証の査察も抜き打ちとの事!
これは大変。担当部署では、毎日、書類をすぐに出せるように準備しています。
認証が無くてもクラフトマンシップのある良い製品は沢山存在しますが、
認証を取得している事で製品を自信を持っておすすめ出来ますし、お客様にも分かりやすくなります。
ロゴナはドイツでも初めて製品の全成分を公開したブランドであり、そして世界で初めてのBDIH自然化粧品基準の作成の呼びかけ人。
そして2007年にスタートした世界でも最も厳しいレベルのNATRUE認証の基準作りに参加したブランドとして、
これからも真摯に製品を作り続けていくんだろうな、と思いました。
ロゴナの本社の開発の方、品質管理の方、本当にまじめな方ばかり!
人柄がにじみ出ていて、ロゴナって良い会社だな、と改めて思いました。
トリビアな話になりますが、玄関の敷石が一ヵ所だけ色が違うのです。
今までは「デザイン?」と思っていたのですが、そこがロゴナのエネルギーのセンターなのだそうです。
なんと!恐れ入りました。
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